教わらなくても伸びる子へ!非認知能力とは?

非認知能力とは?

非認知能力とは、数値化できない能力のことをいいます。では、数値化できる能力は?というと、テストの点数、通知表、偏差値、IQなど親しみのあるものです。その逆、数値化できない非認知能力は、人間関係を築く力、やり抜く力、感情をコントロールする力です。これら非認知能力は、数値化できないが、社会で活躍するために欠かせない能力となります。他にも社会に出て必要となる力は、IT系の知識、問題解決能力、創造力、スピーチ力などです。社会で活躍している人たちはこの能力が高いのは、すぐにわかるでしょう。そして、学校や塾の教育で親が目の色を変えて気にしているのが認知能力、しかし、社会で活躍するのに必要な非認知能力をはじめとする能力は、学校や塾では身につきにくいのです。

教わるから、知るへ

人に教わって育つと、教わるのが当たり前の状態になってしまいます。特に「学校でわからないところはきいてきなさい!」などと言っていると、わからなかったらきけばいい、という思考回路になります。今は、昭和ではありません。一家に一台テレビの時代ではありません。これだけの情報化社会で、わからないこと1つ自分で解決できないことのほうが大問題です。これからは、点数を取れればなんとかなる、高校出てればなんとかなる、そんな時代ではありません。子どもを導く方法が変わるのです。そのために、親は読書をするべきでしょう。親が時代から取り残されると、子どもまで時代から取り残されてしまいます。わからないことは「教わる」のではなく「知る」ことが大切です。これは、とんでもなく難しいことではなく、赤ちゃんの頃に誰でも自然にできていたことです。成長するにつれ、与えられてしまった先入観によりできなくなってしまったのです。

「自分で解決できる」は役に立つ

自分で解決できるようになれば、勉強は苦しいものではなくなります。むしろ、どう攻略するかを考える楽しいツールとなります。これは、スポーツやゲームと同じ感覚です。物事の解決能力が身につくと仕事は楽しくなります。なぜなら、仕事は問題解決をすることが成果となるからです。数字に捉われていませんか?支配されていませんか?テストの点数の5点の差は将来活躍できるかどうかの差にはなりません。注目すべきはテストに向かうまでのプロセスだけです。

Follow me!