あなたが動けば人生は変わる
視野を広げる
私たちの人生は、誰かに動かされているとも言えるし、自分で動かしているとも言えます。
かつて、大学3年生になった頃に「就職」を意識し始めたとき、多くの人が無意識のうちに「就職」という選択肢を選ばされています。「大学3年=就活」という思い込みが起こっているのです。同時に「大手=安定」という思考も起こっています。これでは、人生を誰かに動かされている状態です。しかし、同時にこれは、自分で選択していることなので、自分で動かしている人生とも言えます。
間違いなく、あなたが「就職」という選択をしたことで、あなたは就職することになるのです。ここでいう「あなた」とは、かつての私自身でもあります。
「それしかない」という思い込みは、視野を極端に狭めてしまうのです。全て自分で決めていることです。
環境を変える
5年前の2014年に、私は10年務めた企業を退職しました。決して不平不満があったわけではなく、時代の流れからすると今までの働き方は私たちに合わなくなってくるのではないか?という仮説を立てたからです。そこから、私の人生は大きな変化を迎えます。
これまでの人生とは全てが真逆になります。入試や入社試験で、これまで選ばれる立場だったものが、自分ひとりで仕事をするのであれば、誰からも選ばれる必要がありません。これまで、決められた休日がありましたが、自分で休日を設定することが出来ます。いや、自分で設定しなければなりません。これまで、頑張っても給料が大きく変わることはありませんでしたが、良くも悪くも、給料が変化するようになりました。
そして、採用、経理、営業、総務、社長、秘書、受付、全ての業務を自分でする必要がありました。さすがに勉強にならない訳がないですよね。
一番勉強になったのは税金ですね。
現実が変わる
ここからはお金の話をしましょう。
私は、いくつかの企業と業種を渡り歩いてきましたが、そこまで不平不満はありませんでした。それなりに評価していただき、給料もまぁまぁもらっていました。昇進もしていました。いわゆる「順調」というやつです。ですが、どれだけ頑張っても、そのフィールドでは上限が決まってしまいます。
では、この5年でどのように変化したのか?というと…
まず、企業をやめて新規事業を立ち上げた初年度は、設備投資等で多額の出費があったため、それはもう大赤字です。当然、給料は0円です。
では、5年後(現在)どうなっているのか?というと、本業だけで1000万円は売れています。実は企業で働いていたときもコンスタントに毎年4000万円は売っていました。しかしそれは、会社がCM等に多額の費用をつぎ込んで、来たお客様に商品を販売していただけです。会社で4000万円販売するのと、自分ひとりでゼロから1000万円販売するのでは、価値が違いすぎます。
「本業だけで」と書きましたが、自分で自由に働く時間も仕事内容も決めていいわけですから、収入の柱はいくつも持っておいたほうがいいわけです。誰にも制限はされていません。
実はこの「誰にも制限されていない」というのが重要で、制限されている状態だと、人はブロックがかかって良いアイデアが浮かびません。「私には、その他の収入の柱の良いアイデアが浮かばないから無理だ」と思っている人は考え方が逆で、自由に働いて稼いでいいからこそ、どうやってマネタイズするかを考えることができるのです。そうして、良いアイデアが降りてきます。
進化する
私は、かつて大企業に務めていました。しかし、今では本業だけで当時の給料よりも倍近く収入があります。さらに別のコンテンツを好きなだけ生み出せる環境にいます。つまり、サブ収入が何本もあります。誰かが用意してくれるのではなく、自分でそのような環境を作ったのです。この当たり前のこと「自分で作らなければ、何も生み出せない」ということに気づかないと、人生は無理ゲーになります。与えられるのを待っているだけではダメなのです。
5年前に仕事・環境・働き方・考え方・行動を変えていなかったら、今でも5年前とたいして変わらない状況にいたでしょう。恐らく、同じ服を着て、同じ電車に乗り、同じ職場に行き、同じ考え、同じ世界で生き続けていたはずです。当時、一緒に働いていた人たちは、私からすれば、5年間時が止まっているようなものです。
このように、人生はたった数年で変わります。いや、変えることが出来るのです。誰かが変えてくれるのではなく、自分で変えることが出来るのです。もし自分の人生を変えようと思うと、おそらく勇気を振り絞って行動に移すことになると思います。しかし、実際にはそこまで勇気のいることではないのかもしれません。なぜなら、現状のまま何もせずに逃げ切ろうと考えていることのほうが、よっぽどギャンブルで勇気のいることだからです。
自由に仕事を作り、自由に働き、自由に稼いでいい時代は、とっくに始まっています。
加速する
2020年は加速の年です。それでも、加速するかどうかは、自分で決めます。「2020年も加速しない」と決める人は、そうなります。そして、「加速する」と決めて、行動に移す人は加速します。それもあなた次第。
まもなく、新時代に突入しますね!準備はいいですか?