今あるものはほとんどが妄想から生まれた

こんなものあったら便利だなぁ～。そこから製品は開発されていきます。
遠く離れた人と会話が出来たらいいなぁ→電話、外でも電話出来たらいいなぁ→携帯電話、電話かけるまでもないけど伝えたいなぁ→メール、もっと会話するようにメールしたいなぁ→チャット、こんな具合に。

複雑に入り組んだ道路を移動するより、何もない空を真っすぐに移動したほうが早いですよね→飛行機。階段を登るのではなく、階段が動いてくれたらいいですよね→エスカレーター。こんな理由で出来たのかどうかわからないですけど、誰かが何かを考えなければ、何も生まれないわけです。

スポーツ選手はまさに妄想

好きなスポーツ選手というのは、”あんな風になりたいなぁ”からきています。つまり、憧れであり妄想です。全ての原動力は憧れや妄想です。それでいいのです。
もっとかっこいい言い方をすると想像力や創造力かもしれません。答えのあるものを教えるよりも、答えのないことに対して考えること、これが想像力を養う基本になります。

ブロックをはずす

私たちには、自分でも知らぬ間にたくさんのブロックがかけられています。子どもの頃からの長い習慣によって身に付いたブロックは、なかなか外せないものです。行動に対するブロックやお金に対するブロック、思考のブロックも存在します。
今あるルールで行わなければいけない、という教育により、ルールの外にある考え方が出来なくなってしまっているのです。
しかし、私たちの生活の一部となっているテクノロジーは、実は常識の外から持ち込まれたものばかりなのです。

ブロックに”外し方”というのは存在しません。しかし、外すことが出来る人がいます。それは、ブロックを外してみることです。「何を言ってるんだ？この人は…」と思いますよね。ブロックされた状態でブロックの外し方を探したところで、そんなもの無理なのです。自転車に乗れない人が、自転車の乗り方を探し続けても乗れるようにならないのと原理は同じ。まずは自転車に乗ってみることをオススメします。もちろん最初から乗れるようにはなりませんので、乗れなかったからといって落ち込むことはありません。ブロックを外してみて、すぐに外れなかったからといって、落ち込むことはないということです。そのうち気づいたら外れています。

人生は自由で何をやってもいいんだ！と思っている人も妄想の力が強いですが、その逆に、人生はこういうもので、つまらないものだ…。という人も妄想の力は強いです。楽しいほうの妄想ですね！それを増やしていくと人生は楽しくなりますよ。どのみち起こる出来事はひとつです。その出来事をどう捉えるかで人生は決まるのです。

まとめ

世の中には、まだまだ知らない場所、知らないこと、知らない人、そんなものがたくさんあります。たった一度の人生ですから、いろんな体験をしていきたいですよね！